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共依存(上)

わたしは仲間が欲しかった。持ちつ持たれつ、支えあえる仲間が。
特に、脚本家としてデビューしてからは、右も左もわからない業界で心細い思いをすることばかり。同じ苦しみと不安を分かち合い、励ましあえる仲間が欲しいと切望した。
だから、Aと友人になれた時は、本当に嬉しかった。
それから間もなくして……

Aを通じて、わたしはBを紹介された。
Bは、わたしと同じ番組でデビューしたばかりの脚本家だった。
勿論、わたしは喜んで、彼女との出会いにも期待した。
が、実際に会ってみると・・・
正直がっかりした。この人とは、友達にはなれそうにないと感じた。彼女はなんとなく攻撃的な印象で、ピリピリとしたと雰囲気を漂わせていたからだ。

今になって思えば、当時はわたし自身、仕事上のトラブルでピリピリしていたので、同じような波長のBを引き寄せてしまったのかもしれない。

その後、Bとわたしは互いに連絡を取り合うことはなかったが・・・
数ヶ月後、Aを通じて再会することになった。
その頃には仕事上のトラブルにもけりがつき、わたしは精神的に落ち着きを取り戻していたのだと思う。Bは、わたしの印象が以前と変わったと言った。はじめて会った日、Bもまた、わたしが彼女に抱いたのと同じような印象をわたしに抱いていたらしい。
(出会う人は皆自分の鏡だって話、本当だな~とつくづく思う)

わたしとBがAを介さずに直接連絡を取り合うようになったのは、1年後。わたしたちがデビューした番組が、打ち切りになってからのことだ。
わたしは彼女への苦手意識を引きずったまま、彼女と急接近することになったのだった・・・

わたしは番組が打ち切りになる半年ほど前に、プロデューサーと喧嘩別れして仕事を失っていた。
一方、Bは番組が打ち切りになるなど夢にも思わずに、離婚して月14万円もするマンションに引っ越していた。
お互い他に仕事のあてもなく、この先いったいどうなるのかと、不安を抱えていた。

そんな時、どういういきさつでそうなったのかはすでに思い出せないのだが、わたしは彼女のマンションに遊びに行くことになった。そこで、彼女の仕事上の悩みを聞き、離婚のいきさつを聞いた。

その後、わたしは理由もなく落ち込む(周期的な鬱)と、彼女に電話をするようになった。彼女からも、電話がかかってくるようになった。互いにバカ話をして、大笑いしあって、なかなか電話を切るタイミングがつかめず、気がつくと、5時間以上話し込んでしまっていることもあった。
用事が無くても電話しあえる友達ができたことが、わたしは嬉しかった。けれど・・・

なかなか電話を切るタイミングがつかめないまま、ずるずると話し込んでしまうことに、わたしは違和感も覚えていた。
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共依存(下)

ある日、わたしは何となく思い立って、Bに電話をした。
「遊ばない?」
と誘うと、今日はこれから医者に行く予定だという。
わたしはなぜかホッとして、「じゃあまた今度」と電話を切ろうとしたのだが・・・
医者に行った後は博物館に仏像展を見に行く予定だから、もし良かったら一緒に行かないかと誘われた。
瞬間、「行きたくないな」とわたしは思った。なのに、なぜか口からは、「いいよ。わたしも行く」という言葉が出ていた。
電話を切った後、なんで「行く」なんて言ってしまったんだろうと、ものすごく後悔した。いつものわたしなら、絶対断っていたはずなのに・・・
と思いながら、わたしは待ち合わせした場所へと向かうことになったのだった。

たった今、すでに更新を終えていた『あの日のこと』=共依存⑤~⑧を、削除しました。怖い夢をみたからです。書かない方がいいんじゃないかと思いつつ、『あの日のこと』を書かないと、Bとのことがうまく説明できないので、書いてしまいました。でも・・・結局、削除しました。ごめんなさい。うまく伝わらないとは思うけれど、ザックリとかいつまんで、共依存の連載、今回で最終回とさせていただきます。

とにかく、わたしとBは、本当は互いが嫌いだった。嫌いだけれど、互いに孤独であったために引き合い、離れられなくなっていた。
ということに、この後ある(恐い)出来事があって、気がついたのだった。

だから、わたしたちは互いに納得した上、しばらく連絡を取り合わないことにした。
わたしは、Bと『共依存』の関係にあったことを悟ったのだ。

Bとかかわったことで体験した出来事は、とても恐ろしいものだった。けれどそれは、わたしたちが互いに自立への道へ歩きだすために、必要な出来事だったようにも思う。

スピ系のブログに出会い、「前世ソウルリーディング」を読んだ後、改めて、自分がBと共依存の関係にあったことを再確認し、油断するとつい誰か(何か)に依存したくなってしまう自分の性質を認識した。
だから、今では自分の中にある『依存心』に細心の注意を払い、少しでも依存の対象になってしまいそうなものは、遠ざけている。
唯一、愛猫を除いては・・・

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